日時:2008年6月20日(金)

17:00〜 pondさんが九州から所用で東京にやってくるのをキッカケに、急遽オフ会開催が決まりました。場所はかの有名な浅草1丁目1番1号「神谷バー」。創業明治13年、128年の伝統を持つ洋風酒場です。そこで有名なのが「電気ブラン」。「電気ブラン」とは、オフィシャルページから引用すると、
<<電気がめずらしい明治の頃、目新しいものというと”電気○○○”などと呼ばれ、舶来のハイカラ品と人々の関心を集めていました。さらにデンキブランはたいそう強いお酒で、当時はアルコール45度。
それがまた電気とイメージがダブって、この名がぴったりだったのです。 デンキブランのブランはカクテルのベースになっているブランデーのブラン。そのほかジン、ワインキュラソー、薬草などがブレンドされています。しかしその分量 だけは未だもって秘伝 になっています。>> というお酒です。

お店に中は地元の人、珍しがってやってきた人、目いっぱいに混雑しています。その喧騒は、ひとつのテーブルにいても顔を寄せて大声で話さなければ聴こえないほど。もちろん予約などはきかないので、早く来た人勝ち。
我々は5時に来て1テーブル占拠。pond、ansei、ジョー、みく、研究室高橋でスタート。オーダーは帳場へいって現金でチケット購入。それをボーイさんに渡して、しばし待つとテーブルへ運ばれる仕組み。
ビールで乾杯!しばらくすると、makoさん登場。あらためて「電気ブラン」で乾杯。ちょっと甘くて、飲みやすい。だまされて何杯もやってしまいそうだ。makoさんいわく、じつはここのワインもおいしいのだそうだ。makoさんは「ワインなんとか」(酔っていたので名前は忘れた・・)を追加。みくさんは「ジントニック」を追加。食べ物はどんどん出てくる。年を忘れて注文しすぎたか・・・?

ジョーさんとanseiさんは顔をつき合わせて短歌の話をしているらしい。隣の席でもほとんど聞こえない。お二人が真っ赤なのは議論のせいではないらしい。pondさんとmakoさんは写真の話か?・・・ここからみていると仲のよい夫婦のようにも見える。

しばらく体をこわしていたみくさん、やっぱりオフ会大好き人間。飲みすぎてないかな・・。
というとき、muiさんが入り口に現れました。ご主人に腕を借りて。ダメかも、と書き込みがあって、予期していなかったので、皆さん大喜びです。しかも「ヘナチョコ動物図鑑」のプレゼントもあり、いっそう場が盛り上がります。これ以上盛り上がってどうするのだ、聴こえないよ、声が。
そろそろ潮時です。8時。ご主人がmuiさんを迎えに来る時間です。

お店の前で記念写真をとったところで、pondさんはちゃんと考えていた。事前準備抜かりなく、直ぐ横にカラオケがあることをつかんでいたわけです。
ということで、カラオケへなだれ込みました。ここからはあまりレポートできない状態。皆さんの活発さではなく、レポーターの酔いが回ってきたからですが・・。
しかし、写真が証明しているように、みくさんの熱唱、makoさんのシャンソン歌手のような歌いこみ、ジョーさんの懐かしい歌、ポンドさんの演歌、カラオケがきらいでだまされたとぼやいていたanseiさん。さすがの年季です。曲はどんどん追加されましたが、ほとんどは1950−60年代の歌ではなかったか。「わたしは青春の頃、ジャズばっかり聴いていたのよ」誰かがそんなことを言っていました。「おれはやっぱりド演歌だな」とか「デュエット歌ってよ」とか・・・

酔眼で私が見ていたものはなんだったのか----
<<明治・大正・昭和・平成、時代は移っても人の心に生きつづけるデンキブラン。デンキブランは下町の人生模様そのものです。一口、また一口とグラスを傾けると、時が逆さに動いて、見知らぬ 時の見知らぬ人に逢えそうな、そんな気がしてくるのです。>>
----私が見ていたものは、きっと今を生きている青春だったのではないか。

研究室高橋 記)


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